「LostItemBoard」は、医療機関、オフィス、商業施設、学校などでの
落とし物・忘れ物管理を効率化するために設計された、プライバシー配慮型の管理システムです。
紙の台帳や不十分なメモによる管理は、情報の紛失や対応の遅れを招きます。
LostItemBoardを導入することで、拾得物の登録から写真保存、保管期限の自動計算、返却・廃棄のステータス管理までを一元化。誰でも簡単に、正確な管理が行えるようになります。
現場のニーズに基づいた、実用的で安心な機能群
患者氏名などの個人情報を直接保存しない設計思想。備考欄の連絡先などは必要最小限に留め、施設内での運用に特化しています。セキュリティを重視する医療機関や公的施設でも安心して導入いただけます。
データはすべて施設内のサーバー(またはPC)に保存。外部のクラウドサービスに依存しないため、インターネット接続が制限された環境や、機密情報を外部に出せない環境に最適です。
拾得物ごとに専用のQRコードを生成。管理ラベルとして印刷して物品に貼り付けることで、スマートフォンから即座に詳細情報へアクセスし、状態を確認・更新することができます。
カテゴリーごとに異なる保管期限(例:衣類は3ヶ月、貴重品は警察へ等)をあらかじめ設定。期限が近づいたアイテムを一覧で強調表示し、適切な処分や手続きを促します。
1つの拾得物につき最大10枚までの写真を登録可能。言葉だけでは説明が難しい傷や特徴を視覚的に記録し、返却時の本人確認やトラブル防止に役立てることができます。
「誰が」「いつ」「何を」操作したかをすべて記録(監査ログ)。廃棄や警察への引渡しなどの重要アクションには承認フローを組み込むことができ、ガバナンスを強化します。
拾得日時、場所、カテゴリー(マスタ管理)、詳細な特徴、保管場所の移動履歴などを網羅。強力なフィルタリング機能で、問い合わせに対して即座に回答可能です。
「保管中」「返却済み」「廃棄待ち」「廃棄完了」「警察提出済み」など、拾得物が辿るすべての状態を定義。返却時には受領印代わりのメモも残せます。
施設独自の「場所(A棟3階、西駐輪場など)」や「カテゴリー」を自由に定義。組織の運用ルールに合わせて、承認プロセスの有効・無効も切り替え可能です。
LostItemBoardは、Python環境があれば数分で起動可能です。
まず、必要なライブラリをインストールします。
pip install -r requirements.txt
本番稼働前に、秘密鍵などの環境変数を設定して起動します。
# Linux/macOSの例
python index.py
| 環境変数 | 説明 |
|---|---|
SECRET_KEY | セッション用の秘密鍵(必須変更) |
DEBUG | デバッグモード(本番はFalse) |
DEMO_MODE | デモモード(通常はFalse) |
起動後、ブラウザで http://localhost:8088 を開いてください。
標準の index.py は開発用のサーバーです。実際の運用環境(Apache, Nginx等)では、WSGIサーバー(Gunicorn, uWSGIなど)やCGIとして設置することを推奨します。
lost_items.db ファイルをバックアップするだけでデータ保存が可能です。
LostItemBoardは GNU Affero General Public License (AGPL) のもとで公開されているオープンソースソフトウェアです。個人や組織内での利用、ソースコードの改変・再配布が自由に行えます。
以下のような場合は、開発元の「門王(もんおう)」までお気軽にご相談ください。
門王(もんおう)では、医療機関や中小規模の施設向けに、現場の不便を解消する「ちょうどいい」システムの開発を行っています。
オープンソース活動を通じて、より多くの現場のデジタル化を支援しています。LostItemBoardへのフィードバックや応援も心よりお待ちしております。